【現役保育士26年が解説】赤ちゃん歩行器or手押し車どっちがいい?

baby- walker- and -wheelbarrow

赤ちゃんがずりばいやハイハイを始めると、歩く前にどういう風に成長していくの?

歩行器と手押し車、どっちがいいの?

と、たくさんの疑問が出てくると思います。

この記事では、現役保育士26年の私が、たくさんのお子さんを見てきた経験から解説していきますね。

保育士みひろ

今年度は0歳児の担任をしていますので、ちょうど皆さんのお子さんと同じくらいの子供達と毎日過ごしています。

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目次

赤ちゃんが歩き始めるまでの前兆は?

baby- walking- development

まずは、赤ちゃんが歩き始めるまでの成長を簡単に説明。

  1. ずりばいをする
  2. ハイハイをする
  3. つかまり立ちをする
  4. 高ばいをする
  5. 伝い歩きをする
  6. 1人で立てるようになる

ハイハイや高ばいをしない子もいます。

保育士みひろ

こちらの前兆は目安ですので、順番通りではなくても歩くようになりますよ。

早い子で何ヶ月で歩く?遅い子は?

baby- standing -up

お子さんの発達でいつ歩くのか?というのは、気になりますよね。

  •  早い子→8ヶ月くらい
  • 遅い子→1歳6ヶ月くらい

発達には個人差があります。

もし1歳6ヶ月でまだ歩いていない場合は、かかりつけ医や1歳6ヶ月健診で相談してみてくださいね。

保育士みひろ

私が今まで見てきた子供の中には、 1歳10ヶ月で歩き始めた子がいました。

かかりつけ医に相談しながら、発達を見守っていました。

おうちの方は、やはり焦ってしまうのですが、その後、年齢を重ねるにつれ歩行に関しての心配はなくなり、今では他の子と一緒に走り回っています。

歩行器or手押し車、どっちがいいの?

つかまり立ちを始めたら、今度は歩けるように発達を促してあげたいと思いますよね。

そんな時に皆さん悩むのが、歩行器と手押し車のどちらを買ったらいいのか、ということ。

それぞれのメリット・デメリットを解説しますので、選ぶ時の参考にしてください。

歩行器について

About- the- walker

腰がしっかりと据わった7カ月頃から利用でき、歩行器に乗るだけで今までとは違う視界が広がり、機嫌よく過ごせる赤ちゃんが多くなります。

忙しいお母さんにとっては、お助けアイテムになりますよね。

歩行器のメリット

  • 足を動かすだけで、自由に動ける
  • テーブルが付いているので、危険な物に手が届きにくい

歩行器のデメリット

  • 長時間の利用により、ハイハイや伝い歩きなどの経験が少なくなる
  • バランス感覚や安全な転び方の学習が減る
  • 転倒し、頭を打つ可能性がある
  • 自立歩行が遅くなる

歩行器はデメリットが多いので、使っていいのかどうか悩む方が多くなっています。

子育てや病気のことなど色々な悩みに対して、医師が回答してくれるサイト(AskDoctors)で、歩行器の使用をしてもいいかどうかを相談されていた方がいたので、紹介します。

引用:(AskDoctors)

色々な医師が回答されていましたが、やはりこちらのサイトでも歩行器をおすすめしていませんでした。

昔は赤ちゃんを歩行器に乗せているのが当たり前とされていましたが、今では、ハイハイやつかまり立ちの時間が奪われる、転倒の恐れがあるなどの理由で、使用しない方がいいとされています。

しかし、おさがりでもらった、お祝いでもらったという方もいると思います。

そんな方は、

  • 1回の利用は、20分以内にする
  • ストッパーをかけて、料理中やお風呂上りの時間だけ座らせる

上記の約束を守りながら、利用してみてください。

手押し車について

About- wheelbarrow

伝い歩きを始める生後9ヶ月から1歳頃から利用可能。

手押し車メリット

  • 足腰の筋肉が鍛えられる
  • バランス感覚が良くなる

手押し車デメリット

  • 軽すぎる手押し車は、前が浮き転倒してしまう
  • スピードが出すぎる場合があり、ケガをしてしまう
  • 床に傷が付く
  • 音が響き、騒音トラブルになる可能性がある

手押し車を利用する際、床の傷防止・音の響きを抑える工夫として、カーペットやクッション材を敷くなど工夫が必要です。

保育士みひろ

なかなか1歩が出ないお子さんに手押し車を使わせると、とてもいい笑顔で歩き始めます。

視界が広がり自分で動けるのが嬉しいんでしょうね。

方向転換はできないので、おうちの方が一緒に移動し、手伝ってあげてくださいね。

まとめ:手押し車がおすすめ!

歩行器と手押し車のどっちがいいの?の答えは、

手押し車です。

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手押し車なら、この写真のように積み木が付いてる物など、手押し車以外としても利用できる物が多くなっています。

おすすめの手押し車を紹介

手押し車は、ずりばいやハイハイを充分した後、伝い歩きを始める生後9ヶ月から1歳頃に利用し始めましょう。

まだうまく歩けないお子さんは、体重を手押し車に預けて歩こうとするので、しっかりとしたタイプの手押し車を利用しましょう。

baby- wheelbarrow3
引用:

まだうまく歩けないお子さんの場合

軽すぎる手押し車は前が浮いてしまい、うまく歩けません。

重めのしっかりとした歩行器を選んでください。

上手く歩けるようになったお子さんは、その後も乗って遊べるような物を選んでください。

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上手く歩けるお子さんの場合

軽めの歩行器で大丈夫。

写真のように三輪車に後ろから押せるようになっている物でも、転ばずに押して歩けますよ。

もう少し大きくなってからでも遊べるように、乗れるタイプの手押し車を選ぶのがいいですよ。

手押し車は、だいたい1万円前後で販売されている物が多いようです。

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