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子どもが言葉をなかなか喋らない…
意味のある言葉を言わない…
言葉の発達が周りの子と比べて遅かったり、ネットの情報を見て不安になったりと、お悩みは尽きないと思います。
でもちょっと遅いだけで、心配いらないことが多いんですよ。
現役保育士26年の私は、今までたくさんの子供たちと接してきて、たくさんの保護者のお悩みも聞いてきました。
なので、「心配いらない」と言われても不安な気持ちもよくわかります。
こちらの記事では、言葉の発達の目安とおすすめのおもちゃ、その時の大人の接し方・声のかけ方などを紹介しています。
よかったら、参考にしてくださいね。
言葉の発達の目安
まずは、どの時期にどれくらい喋るのか、目安をお伝えします。
月齢・年齢 | 言葉の発達 |
---|---|
2~6ヵ月頃 | 「ア~」「ウ~」などの喃語を話す |
7~12ヵ月頃 | 「マンマンマ」「イ~ア~イ~ア~」など、つながった声を出す |
1歳~1歳6ヶ月頃 | 「ワンワン」「ブーブー」など、身近な物の名前を言えるようになる |
2歳頃 | 「ワンワン来た」など、2語文を喋るようになる |
3歳頃 | 「ワンワンの絵本読んで」など、3語文を喋るようになる |
3~4歳頃 | 「○○ちゃんが、おもちゃ貸してあげないって、言った」など、複文を喋るようになる |
4~5歳頃 | 友達とコミュニケーションが取れるようになる |
5~6歳頃 | 自分が体験したことを物語で伝えられる |
発達は個人差が大きいとわかっていても、お子さんの発語が遅いと焦ってしまいますよね。
保育士をしていると、「2歳になっても喋らない」という相談を受けたことは何度もあります。
発語は教えるのではなく、普段の生活の中での声かけや、遊びを通して自然に身についていくのが効果的です。
では、どのようにお子さんに接していくのがいいのか、次の章で解説していきますね。
0~1歳の接し方&おすすめおもちゃ
慣れない子育て、思ったより大変ですよね。
何もわかってないだろうと思うかもしれませんが、赤ちゃんはおなかの中でずっと聞こえていたお母さんの声が大好きなんですよ。
だから、たくさん話しかけてあげてほしいんです。
0~1歳接し方①赤ちゃんに話しかけながらお世話する
赤ちゃんは、生まれた時から色々な音が聞こえています。
なので、赤ちゃんの時からたくさん話しかけてあげてくださいね。
例えば、オムツを替える時に「おしっこ出たね~」「紙パンツを変えると、気持ちいいね~」と言いながら替えてあげましょう。
おしっこが出るたびに言われていると、そのうち「おしっこ」だと理解できるようになっていきますよ。
0~1歳接し方②お子さんが興味のある物の名前を伝える
まだ指差しできないお子さんも、興味があるものを見て目で訴えてきますよね。
指差しできるお子さんは、「あっ、あっ!」と言いながら教えてくれます。
そんな時は、「○○だね〜」と伝えてあげてください。
おうちの方が答えてくれることにより、お子さんは要求に答えてもらえた、という満足感を得ることができ、どのようにすれば答えてもらえるかが、少しずつわかるようになります。
そして色々な言葉を覚えていきます。
これは、お子さんとの愛着形成にもつながっているんですよ。
では、ここからは、言葉の発達を促すおもちゃを紹介していきます。
0~1歳おすすめおもちゃ①音で知らせる絵本
身近な生活用品や好きな乗り物、動物など多くのテーマから〈物の名前〉を絵と音で覚えていきます。
お子さんの声を録音できる機能もあり、遊びながら発語を促しますよ。
絵本をめくるという行為は、指先を使うので脳への刺激にもなります。
0~1歳おすすめおもちゃ②紙の絵本+アプリの絵本
0歳児はまだ絵本に興味を示さない子が多いのですが、1歳頃から「もこもこもこ」「ぴょーん」のような擬音・擬態語で構成された絵本に反応し始めます。
おうちの方に絵本を読んでもらうことにより、子どもは自然と言葉を覚え、コミュニケーションをとる機会にもなります。
保育園でもこのような音を楽しむ絵本は、0歳児・1歳児クラスで人気があります。
真似して言おうとしたり、笑ったり…。大人の読み方を面白い感じにすると、大ウケです。
絵本は図書館で借りるのがベストですよね。でも、
近くに図書館がない
返却期限があるから面倒…
このように考えている方がいます。近くに図書館があっても、返却が面倒なんですよね。私もそうでした。
そんな方には、絵本のサブスクを紹介したいと思います。
中でもおすすめは、絵本ナビ。
- 月額料金を支払うと、自宅に絵本が届けられる
- 紙の絵本もアプリで見る絵本もある
- どんな絵本を選べばいいか、悩む必要がなくなる
- お子さんの発達に沿った絵本が、届けられる
こんな便利なサービスがあるんですよ。よかったら、検討してください。
\紙の絵本もアプリの絵本もある/
0~1歳おすすめおもちゃ③ボール
ボールを投げたり受けたりすることにより、体や手の動きをコントロールする力を育み、遊んでいるうちに自然と声が出て発語につながります。
体を使った遊びは脳の発達を促すので、外で遊ぶのはもちろん、おうちの中でもボールなどで全身を使った遊びをしましょう。
2歳以降の接し方&おすすめおもちゃ
2歳を過ぎてもまだ意味のある言葉を言わなければ、心配になりますよね。
保育士を26年していると、言葉の発達が遅い子が何人もいました。
少しずつ喋れるようになる子、何と言ってるのか聞き取りにくい子、うなずくしかできない子などいましたが、しばらくは様子を見ることになると思います。
3歳児健診で保健士さんに相談して、言葉の教室に通うようになることが多いと思います。
3歳児健診の前でも心配な方は、かかりつけ医・通っている園・福祉センターなどに相談してくださいね。
2歳以降接し方①大人が先回りして話さない
お子さんがおもちゃを取ってほしくて棚を指さしている時、先回りして「車が欲しいの?」などと言ってませんか?
そんな時は、あえて行動せず「何をしてほしいの?」と聞いて、答えを待ってあげてください。
まだうまく言葉を発することができないお子さんには、「ちょうだい」と言いながら、欲しいことを手でアピールする方法を教えてあげてください。
どんな時に、どのように言ったら伝わるのか、少しずつ理解できるようになってきますよ。
2歳以降接し方②最後まで話を聞いてあげる
うまく次の言葉が出てこない時でも、大人が話をまとめてしまうのはやめましょう。
時間はかかりますが、待ってあげてくださいね。
2歳以降接し方③子どもの言い間違いを指摘しない
子どもって、かわいい言い間違いをしますよね。
「つくえ」→「くつえ」
「おくすり」→「おすくり」など。
この間違いを毎回指摘されたら、子どもでも喋る気がなくなります。
いずれ正しい言葉で言えるようになりますので、見守ってあげましょう。
2歳以降おすすめおもちゃ①ごっこ遊び
おままごと、お店屋さんごっこなどを通して、想像する力や協調性などが育まれます。
お友達と遊ぶだけでなく、おうちの方と一緒に遊んでいる時も、おままごとは言葉のやり取りをしながら遊ぶのでおすすめなんですよ。
保育園のおままごとを見ていると、おうちの方の言い方を真似する子もいて、思わず笑ってしまいます。
2歳以降おすすめおもちゃ②指先を使う遊び
指先を使った遊びをすることにより脳が刺激されるので、取り入れたいですね。
「ピンク色だね」「ソフトクリームみたいだね」などと言葉がけをしながら一緒に遊んであげてくださいね。
「ぞうさん、パオーンだね」と動物の名前を教えて、ぞうさんの鼻のように腕を動かして教えてあげてください。
「ぞうさん」という言葉より先に「パオーン」という言葉を覚えると思いますよ。
おもちゃ・どこで買ってる?
でも、これだけのおもちゃを買うのって、大変・・・
色々と買ってあげたいけど、Amazonで買ってばかりだと、けっこうお金がかかってしまいますよね。
そんな方へのおすすめは、
- メルカリで買う
- おもちゃのサブスクを利用する
でもメルカリは、部品がなくなっていたり壊れてたりすることもあるので、あまりおすすめはしていません。
おもちゃのサブスクなら、ちゃんとメンテナンスされ、きれいに消毒されているので、安心なんですよ。
ところで、おもちゃのサブスクを知っていますか?
おもちゃのサブスクとは
月額料金を支払うと、自宅におもちゃが届けられるサービス。
「言葉の発達を促すおもちゃがいい」ということを伝えると、お子さんの発達に合ったおもちゃが届けられます。
おもちゃ選びのプロに任せてもいいし、自分でリクエストもできるんですよ。
現役保育士26年の私が実際に利用して、おすすめの2社を選びました。
一番人気のおもちゃのサブスク・Toysub!(トイサブ)
おもちゃのサブスクの中で、一番人気のトイサブ!
- 会員数15,000人突破、継続率97%なので安心
- 月額3,980円、初月900円
- おもちゃプランナーが、お子さんの発達を促すおもちゃを選定
- おもちゃを壊した・汚した・パーツを失くした時は、無償
- 解約も簡単ですので、一度お試しください
\一番人気のおもちゃのサブスク/
\メディアでも多く紹介されています/
発達がゆっくりなお子さん向け・Cha Cha Cha(チャチャチャ)
福祉施設を運営している会社なので、発達がゆっくりなお子さんでも安心してご利用していただけます。
まずは、基本プランの特徴から解説します。
- 月額3,630円、初月1円でお試しできる(最低利用期間3カ月)
- キャラクター物(アンパンマン・ワンワンとうーたん・ポケモンなど)を取扱っている
- おもちゃを3個までリクエストでき、その他は保育士等のプロが、お子さんの発達を促すおもちゃを選定
- おもちゃが届いてから気に入らなければ、送料負担だが何度でも交換できる
- おもちゃを壊した・汚した・パーツを失くした時は、無償
「特別支援教育プラン」は、月額料金の違いはありますが基本は一緒です。
- 月額4,378円、初月1円でお試しできる(最低利用期間3カ月)
- 「ヒアリングフォーム」でお子さんの発達のこと、できるようになってほしいことなどを相談し、おもちゃを選んでもらえる
お子さんのできることを伸ばしてあげ、できないことを少しでもできるように、見守っていきましょう。
\保育士等のプロが対応/
\初月1円でお試しできる/
まとめ
言葉の発達が遅めのお子さんとの接し方を、まとめます。
- 遊ぶ時・お散歩の時・お風呂の時など、どんな時でも話しかけながら過ごしてください
- 少しずつ言葉が出てきたら、大人が先回りせずにお子さんの言葉を待ってあげてください
- 言葉の発達を促すおもちゃ・遊びを取り入れながら、子育てを楽しみましょう
今は言葉を発しないお子さんでも、大人が言っている言葉を理解できるようになります。
その言葉を真似して言うようになり、言葉数が増えていきます。
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