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魔の2歳児に疲れました



いつまで続くのですか?
1歳6ヶ月ごろから始まるイヤイヤ期。疲れますよね。
イヤイヤ期は3歳頃になると落ち着いてきて、4歳になる頃には終わっているという人が多いです。
「えっ!まだそんなに続くの?」と思ったのではないでしょうか?



イヤイヤ期の子供に対して、大人がイライラしたら負けです。
余計に泣いて怒るので、大変になるだけ。
親はイライラせずに子供が気持ちの切り替えができるように手伝わないといけません。
現役保育士の私が実践している方法や声かけを紹介するので、最後まで読んでくださいね。
魔の2歳児・対処法
魔の2歳児と言われる時期ですがかわいい行動やしぐさもあり、やっぱり「いとおしい存在」として実感することも多いのではないでしょうか。
少しでもこの時期をイライラせずに乗り越えれるよう、対処法を解説していきます。
靴を自分で履きたい!


朝の時間がない時に限って、こんな感じですよね。
大変ですが、イヤイヤ期はお子さんが成長している証。
小さい頃は言われるがままに行動していたけど、今は自分の考えがあってイヤイヤ言っています。



時間がないから無理!
まだ自分でできないのに。
このように怒ってませんか?
怒られた子供はもっとに泣いて、大変になってしまいますよね。
この時期は、頭ごなしに子どもを否定したり、威圧するように怒ったりしないことが大切。
対処法①



自分で履けなくて、嫌だったね。
まずは、できなくて悔しい思いを言葉にしてあげ、共感。
子供は、まだ自分の気持ちをうまく言葉で表現できないんです。
親がそれをすることにより、そのうち自分の言葉で言えるようになっていきますよ。
対処法②


自分でできなくて泣いてしまうので、やりやすいように工夫したらいいんですよ。
できるようになってきたら糸を取るだけなので、簡単。
これで、お子さんもママも少し楽になりますね。
お茶を自分で運びたい!





こぼすから、やめなさい!



ママがするから、やらなくていい!
このように言いながら、お茶を取り上げていませんか?
こぼされたら嫌なのはわかりますが、子供の【自分でやりたい気持ち】を否定してしまっています。
カーペットや大きめのラグがあれば、こぼされた時のことを考えてしまうのもわかります。
でも、このままお子さんに何もさせないつもりですか?
対処法①
汚されたり、濡らされたりした時のために小さめのラグにする、もしくは子どもが小さい時には使用しないなど、環境を変えてください。
そうすることにより、怒ることも減ります。
対処法②
- お茶を少量にする+割れないコップにする
- こぼしても責めない
- 拭いたら大丈夫なことを知らせる
- もう一度挑戦するかどうかは、本人に決めさせる
このように工夫して、お子さんの挑戦を見守ってあげてください。
もしこぼしてしまったとしても、怒ったらダメ。
「ここまで運べたね。」「そ~っと歩けたね」と、頑張っていた過程を褒めてあげましょう。
わざと悪いことをする


わがままを言う、机の上に上る、おもちゃを投げるなどわざと悪いことをしてきますよね。
そして、怒っても全然辞めない。



これは、ママにかまってほしいんですよ。
普段、褒めるよりも怒ることが多くなっていませんか?
なのでお子さんは、怒られてもいいからママの関心を自分に向けたいんです。
対処法①
こんな時は、冷静に注意します。



やめなさい!何回同じ事ばっかり言わせるの!
このように、怒るのを我慢して爆発させてしまうのは、逆効果。
対処法②
保育士歴26年の私が、保育園でも自宅でも行っている方法です。
- まずは、「怒られて嫌だったね」と子供の気持ちを受け止めてあげる
- 何がダメだったかを、冷静に説明する
- ちゃんと話を聞けたことを褒める
- 次にどうしたらいいかを知らせる(投げたおもちゃを片付けるなど)
- できたら褒める
普段から褒めるところを探してあげてください。
怒らずに「あれ?ここに登ってもよかったかな?」とヒントを与えてあげ、降りられたら褒める。
ちょっとしたことで、いいんですよ。
褒められることが増えたら、わざと悪いことをしようとしなくなります。
兄弟げんかの対処法


兄弟げんかは、手加減を学べる・コミュニケーション能力が育つといったメリットがあるのですが、1日に何度も繰り返されると、ケガも心配になってきますよね。
ケンカの理由は、ほとんどがおもちゃの取り合い。



辞めなさい!仲良く遊べなかったら、おもちゃ貰うよ。
パパ・ママもイライラしながら注意したらダメ。
上の子だけを注意するのもダメ。
対処法①
危険な時はすぐに止めないといけませんが、それ以外は冷静に話を聞いてあげてください。
- どうしてケンカになったのか、理由を聞く
- 子どもが理由を説明できたら、そのことに対して褒める
- ダメな部分を注意する
なぜそれがいけないなか、相手の気持ちを考えさせるように伝える - 上の子だけを怒らない。我慢させない。
実際にはなかなか難しいとは思いますが、頭ごなしに怒ることをやめることから始めていきましょう。
感情的に怒られ続けると、どんな子供になるの?


お子さんが感情的に怒られる経験を重ねると、次のような子供になる可能性があります。
- 大人の顔色ばかり気にする子になるかも
- 何をするにも臆病な子になるかも
- 自己肯定感が低くなるかも
- 親の言うことをますます聞かなくなるかも
- 友達にも八つ当たりするようになるかも
こんな子供になってほしくないですよね。
感情的にならないために、お子さんの頭を撫でながらor手を触りながら注意するようにすると、頭ごなしに怒ることはなくなります。
次に紹介するのは、イヤイヤ期のお子さんがハマるおもちゃ。
好きなおもちゃで遊んでくれている時間だけでも、ママが落ち着いて過ごせるようにしていきましょう。子育ては、頑張りすぎなくても大丈夫。おもちゃに頼ってもOKです。
イヤイヤ期おすすめのおもちゃ
子どもが一人で集中して遊べるおもちゃがあると、最高ですよね。





ボールを乗せたり取ったりするたびに、1~10までの数がかぞえられるので、自然と数への興味が出るおもちゃでwす。





イヤイヤ期のお子さんは、アンパンマンが大好きな時期ですよね。





ごっこ遊びが好きな時期。なりきっている姿、隠し撮りしたくなりますよね。





保育園でも人気のおもちゃです。





大きくなっても遊べるおもちゃです。





初めて英語に触れるお子さんが、遊びを通して学ぶことができます。
ところで、おもちゃを店頭で買おうと思っても、結局買ってあげたい知育玩具などではなく、キャラクター物になってしまいませんか?
イヤイヤ期なので、お店で泣かれると大変ですよね。
そんな思いをしなくても、おもちゃを手に入れる方法があります。
おもちゃのサブスクです。
おもちゃのサブスクを利用すると、定期的に自宅におもちゃが送られてきます。
わざわざ買いに行かなくてもいいので、とっても便利なサービス。
>>詳しくは、【現役保育士歴26年が解説】おもちゃのサブスクおすすめで解説しています。
まとめ


魔の2歳児の子育ては、本当に大変。
この記事を読みながら、イライラせずに対応していってくださいね。
そして、少し難しいくらいのおもちゃを与え、集中して遊べる環境を作ってあげましょう。
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