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生後10ヶ月赤ちゃんの成長はどんなくらいなの?
うちの子の発達が遅いのかが、気になる…
お子さんが成長している姿を見るのは、嬉しいですよね。でもわからないことばかりの育児。
現役保育士歴26年の私が、この時期のお悩みを解決しますのでぜひ最後まで読んでくださいね。
生後10ヶ月の発達
個人差はありますが、10ヶ月のお子さんの発達の目安を解説します。
行動範囲が広がる


10ヶ月になると筋肉が発達し、運動能力が高まります。
ハイハイ
↓
つかまり立ちができるようになる
↓
伝い歩きをする
今までほとんど動くことのなかったお子さんの行動範囲が一気に広がる時期。
つかまり立ちを始めたばかりの頃は、後ろに倒れてしまうこともあるので注意が必要です。
周囲に危険なものがないかチェックし、クッションを置いたりして安全を確保しておきましょう。
このようなかわいい頭を守る商品もあるので、おすすめです。


ハイハイしない子もいる
生後9~10ヶ月で90%以上の乳児がハイハイできるようになっている。
厚生労働省
このような調査結果がありますが、ハイハイしない子もいるんですよ。
「シャフリングベビー」。ハイハイせずにお座り姿勢のままで移動する赤ちゃんのことです。
おすわりや寝返りなどほかの運動ができているなら問題がない子が多いんですよ。



でも念のため、小児科の先生の相談してくださいね。
後追いが始まる


後追い(あとおい)が始まり、激しく泣いてママを探し回るなど、家事ができないことがありますよね。



大変だとは思いますが、赤ちゃんが愛着を深めている証なんですよ。
赤ちゃんからしたら、「ママがいなくなった~」「怖い~、不安」という感情しかないので、大泣きしながら追いかけてきます。
ママが離れても必ず戻ってきてくれる、ということがわかると泣かなくなります。



トイレに行く時などお子さんの視界から消える前に、声をかけてあげましょう。
集中して遊んでいる間にサッと行ければいいのですが、気付かれると大泣きになりますよね。
なので先に声をかけ、ついてくるなら一緒に行くようにしてあげてください。
一緒に行かなくてもよくなったら、目線が合った時に「いつも見てるよ」と意味を込めて、笑いかけてください。
その子によって違いますが、1歳過ぎから2歳頃までには落ち着いてきますよ。
手づかみで食べる


離乳後期(9~11カ月ごろ)になると、自分で食べ物をつかみ口へ運ぶようになります。
手づかみ食べをたくさんさせてあげると、
- 食への関心が増す
- 何でもよく食べるようになる
- 五感をフルに使うので、脳の刺激になる
なので、手づかみで食べることは汚いことではないので、辞めさせなくてもいいんですよ。
たまに、「汚くされるのが嫌だから、大人が食べさせています」と言われる方がいますが、この時期のお子さんに必要な行動なのでやらせてあげてください。
2歳半頃からはスプーンを使う頻度も増えてきて、そのうち手づかみがなくなってきます。



子育ては、思うようにならないもの。完璧を求めていたらしんどくなりますよ。


手づかみ食べをさせる時は、一度に口に入れてしまわないように必ず側で見守ってくださいね。
この時期のお子さんは、まだ飲み込んでいないのに次から次へと詰め込んでしまうので、注意が必要です。
指差しをする


指さしは、まだ言葉をうまく話せない赤ちゃんにとっての大切なコミュニケーションツール。
赤ちゃんが「あっ!あっ!」と指さしながら何かを伝えようとしている姿って、かわいいですよね。
そして大人の顔や表情をじっと見て、反応してくれるのを待っています。
「ワンワンだね」と答えてあげることにより、言葉を理解していくんですよ。
10ヶ月赤ちゃんへの叱り方は?





10ヶ月の息子が、何でも投げて困っています。
叱っても同じことばかりするので、どうしたらいいのかわかりません。
このようなお悩みをよく相談されます。
赤ちゃんにとっては、ボールを投げるのも、他のおもちゃを投げるのも同じ。でも危険なことはやめさせないといけません。
- 投げたらダメな物を投げようとした時には、「○○を投げたらダメよ!」と伝える
- 正しい使い方を教えてあげる(車を投げようとしていたら、車を走らせて使い方を知らせてあげる)
- 正しい使い方をできた時に褒める
- これを繰り返すことにより、理解できるようになる(イライラせずに対応しましょう)
10ヶ月の赤ちゃんでも、大人が言っていることがわかるようになってきています。



子どもは何度も同じことをしますが、根気強く注意することにより、理解できるようになっていきます。
10ヶ月向けおもちゃを紹介
まずは、おもちゃ選びの注意点を解説します。
10ヶ月赤ちゃん・おもちゃ選びの注意点


生後10ヶ月頃の赤ちゃんはおもちゃだけではなく、リモコン、スリッパなど何でも口へ入れてしまう時期。
視覚や触覚がまだ未発達なので、口や舌を使って色々な物を確認しようとしています。
つかまり立ち、伝い歩きが始まると行動範囲が広がり今まで触れなかった物に手が届くようになるので、より注意が必要です。
赤ちゃんの口に入る危険な大きさ


直径約38㎜。この中を通る物は、赤ちゃんの口に入ります。
直径約38㎜は、トイレットペーパーの芯の大きさ、大人が「オッケー👌」とした時の〇の大きさです。
- おもちゃだけでなく取れる可能性のあるネジ・ボタン電池
- お金・ヘアピン、ペットボトルのキャップなどの日用品
- 上のお子さんの小さなブロック・ビーズなど
口へ何でも入れてしまう時期は、本当に気を付けてくださいね。



私の息子が小さい頃は、刃物だけでなくゴミ箱も高い位置に置いてましたよ。念には念を。
口へ入れるのは、いつまで?
いつまで気を付けないといけないの?と思いますよね。
5歳まで、という説もあるようですが、保育士を長い間してきた私の実感としては、歯が生えそろう2~3歳でやめれる子が多いと思います。
言葉の意味も分かってくるので、口に入れないように言うと、ちゃんと自分で出しています。
3歳にもなると、声をかけられた時に少し恥ずかしそうにする子もいるくらいです。



なかなかやめられない子は、赤ちゃんの頃におしゃぶりや指しゃぶりをしていた子が多いように思います。
10ヶ月赤ちゃん・おすすめおもちゃ





10か月のお子さんは、タワーを倒す方が楽しいと思います。
お片付けでコンパクトに片付けられたら、達成感を味わえます。





保育園でも人気のおもちゃ。
ボールを握る・離す・じっと見つめるを繰り返すことで、手先の器用さと集中力・知的好奇心を養います。





つまむ・握る・回すなど、指先を動かす行為で、脳を刺激します。





軽く触れるだけで音が鳴るので、10ヶ月の赤ちゃんでも楽しめます。
大人が歌を歌ってあげ、リズムに合わせて叩くと、笑顔になりますよ。





何でも口に入れてしまう時期なので、お米でできた積木は安心して遊ばせてあげられます。
色々なおもちゃを紹介してきましたが、お子さんにおもちゃを買ってあげても遊んでくれないことってないですか?
それって、パパ・ママも残念だし、おもちゃがもったいないですよね。
そんな方は、おもちゃのサブスクを利用してみてください。
<<詳しくは、【現役保育士歴26年が解説】おもちゃのサブスクおすすめを読んでください。
まとめ


子育ては、きっちりしすぎると行き詰ってしまいます。
ママが遊び相手にならなくても集中して遊べるおもちゃがあれば、それに頼っても大丈夫です。
ママの心の余裕を大切に。
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