【保育士26年が解説】時計いつまでに読めたらいいの?1年生まで?

child- with- a -clock

当ページのリンクには広告が含まれています。

お子さんが数字に興味を持ち始めたら、「いつから教えていったらいいのかな」と思いますよね。

自分の子供だけが理解していなかったら、どうしよう…と焦る気持ちもわかります。

お子さんによって違うのですが、3歳でも「これ何って書いてるの?」と時計や絵本の数字を見て聞いてくるようになったら、数字に慣れていくことから始めたらいいんですよ。

お子さんが興味ある時に時間を取ってあげ、生活の中で数字を見つけて楽しんでみてください。

見つけた数字と同じ数字を、絵本で確認する

これは、勉強の基礎になります。

1年生になってから「勉強しなさい!」とばかり言うのではなく、小さいうちに見つけて、調べて、確認する。

この体験を親と一緒に楽しんでできるといいですよ。

この記事では、保育園でどのように教えているのか、小学校入学までにどのくらい時計を理解していたほうがいいのかなどを、現役保育士26年の私が解説していきます。

Author- profile
目次

時計の読み方を教えるのはいつから?

時計の読み方を教える時期に正解はありませんので、保育園では生活の中で楽しく学べるように工夫しています。

おうちでもアナログ時計を用意して、工夫してやってみてください。

数字を意識させる

まずは、年少クラスの時から絵本を通して、数字に興味を持たせます。

そして、意識的に「数字の声掛け」をします。年少クラスから時計の数字を見るように伝えています。

例えば、「長い針が9になったら、お片付けするよ。」などです。

「時計を読める」と言うよりは、数字を見るように声をかけています。

数字を意識させる

年中クラスになっても同じです。

「10時になったから、お外で遊ぼうね。短い針が10で、長い針が12になったら10時だよ。」と声をかけています。

この頃になると、数字を10以上数えれるようになる子が出てきて、嬉しそうに教えてくれます。

一人が数を数え始めると、どんどん増えてみんなで自慢げに言っています。かわいいですよね。

長い針を意識させる

時計を読めるようになるには、数字の読み方を身につけ、数字を読んで数字の順番を理解することも必要です。

まずは「30分」。これを「2時半」のように「半分」であることなども説明しています。

日本語は難しいですよね。教えていると、改めて思います。

5の倍数が理解できるまでにも時間がかかるので、入学前にそこまでできていなくても大丈夫ですよ。

しかし、個人差もあるので、必ずみんなが興味を持っているわけではありません。今できていなくても、そのうちできるようになるので焦らなくても大丈夫ですよ。

clock

時計のおもちゃも紹介

このようなおもちゃを使って、遊びながら数字や時計に触れ合えるのはいいですよね。

保育士みひろ

公文の時計は5の倍数などもわかりやすいので、おすすめです。

おもちゃ購入は、おもちゃのサブスクを利用すると便利

おもちゃのサブスクを知っていますか?

上記で紹介したおもちゃの取り扱いもあり、海外のおもちゃ、知育玩具など、様々なおもちゃを取り扱っています。

What- is- a- toy- subscription?5

おもちゃのプロが、お子さんの発達に合わせたおもちゃを選んでくれます。

年齢に合わせて買わなくてもいいので、おもちゃも増えません。

保育士みひろ

現役保育士26年の私がおすすめするのは、トイサブ!です。

よかったら、ご覧ください。

\ メディアでも多数紹介されています /

小学生になるまでにどのくらい理解できていたらいいの?

Elementary- school- class- scene

入学後の時計の授業の進み具合を見ていきましょう。

小学校1年生

1年生の初めの頃は、「長い針が4になったら座ってください」というように伝えるようです。

なので、最初は数字が読めれば問題ないようなので、少し安心ですね。

授業時間自体は、数時間しかないようです。

  • 1学期→〇時・〇時半
  • 2学期→〇時〇〇分などを学習します。

小学校2年生

  • 『1日=24時間、1時間=60分』
  • 『時間と時刻の違い』などを学習します。

2年生の授業で習うまでには、時計が読めるようになっててほしいですね。

時間の感覚は、小学3年生くらいで付いてくる

時間・分・秒などを学んでも、子どもの時間の感覚はまだ育っていません

だから、「あと10分で出かけるよ。」と言ってもわからないので、お家の人に「早くしなさい!」と怒られるんですよ。

時間の感覚は、小学3年生くらいでやっと理解できるようになると言われています。

それがわかると、少しでもイライラせずに子育てできるのではないでしょうか?

まとめ

children10

時計を教え始めるのは、お子さんが数字に興味を持ち始めてからで大丈夫。

4,5歳になると、「1,2,3,4,…」と数えるようになってくると思います。

保育園でも1人が「先生聞いて!」と数を数え始めると、何人も一緒になって言い始めます。

言えるようになったことが嬉しいので、この時期に時計を見るように伝えると、興味を持ち始めると思いますよ。

小学校入学までには、とりあえず数字が読めればいいようです。

関連記事

目次