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おむつを卒業できるのは個人差が大きいのですが、3歳になってもまだ外れてないと焦ってしまいますよね。
保育士みひろ大丈夫ですよ。
焦らなくても必ずできるようになります。
早いか、遅いかだけなんですよ。
この記事では、トイレトレーニングのコツを保育士歴26年の私が解説します。
トイレトレーニング進め方


一般的に2歳半〜3歳ごろからトレーニングすることが多いのですが、何歳から始めてもいいんですよ。
保育園では、1歳児クラスから便器に座る練習を始めますが、嫌がる子には無理をさせません。
そのうちトイレに興味を持ち始め座るようになるので、お友達がしている姿を見せるだけにしています。。
お家でトレーニングを始める時は、まず絵本を読んでトイレに興味を持たせてみましょう。
①トイレ絵本を見せ興味を引く
子供たちの反応がいい絵本ばかりです。
絵本はAmazon?orメルカリ?
最近は、絵本を買う時にAmazonやメルカリで購入する方が多くなってきています。
でも、もっとお得に利用できる方法があるんですよ。



それは、絵本のサブスクです。
絵本のサブスクとは?


絵本のサブスクとは、
- 定期的に自宅に紙の絵本が届き、返却しなくてもいい
- スマホやタブレットでアプリをダウンロードし、いつでも絵本が見られる
最近では紙の絵本だけではなく、アプリを利用して読める時代になりましたよ。
>>気になる方は、【保育士26年が解説】芦田愛菜さんのように本好きに!絵本のサブスクを読んでください。
②トイレの環境を整える


次に、トイレが楽しい場所だと知らせてあげてください。
- 好きなキャラクターの飾りを付ける
- できたよシールを用意する
- 大人が使っている姿を見せ、危険な場所ではないことを知らせてあげるのもいいですよ
その他にも準備しておくべきことを伝えておきますね。
- おもらしをされた時のためにトイレマットを外しておく
- 雑巾や捨ててもいい布を用意しておく
- おもらしした時は水分を布で拭きとり、酢水をかけると臭いがなくなります。
- 酢水の作り方→酢と水を1:1で割るだけ。スプレーボトルに入れて、用意しておきましょう。
ここまで用意できていると、おもらしされてもイライラせずに対処できますよ。
次の章では、補助便座とおまるのどちらを買ったらいいのかわからない方のために、解説していきます。
補助便座について
補助便座は、大人のトイレの上に置くだけなので簡単に設置できます。


補助便座は汚れても掃除しやすく、狭いトイレに置いていても場所を取らないことがメリット。
デメリットとしては、足が床に届かないため踏ん張れず、ウンチが出ないお子さんがいる、ということ。
なので、踏み台も一緒に購入されることをおすすめします。
そして、取ってが付いている補助便座がおすすめ。子どもが安定して座れるので、安全です。
おまるについて


おまるは、正しい姿勢を取りやすいので踏ん張れるため成功しやすいんです。
おしっこやウンチの処理をするのがちょっと大変ですが、補助便座で上手くできなかったお子さんも「おまるに変えると成功した!」という話をよく聞きます。



私が使っていたおまるを紹介します。
このおまるは補助便座としても使えるので、どちらを買おうか悩んでいる方は、初めからこれを買うのもいいと思います。
おまるとして使わなくなったら、次は洗面所などの踏み台としても使えるので、けっこう長い間使えましたよ。
③怒らないで褒める


今まで何度もおもらしを繰り返し、失敗経験が積み上がってしまったお子さんは、自信をなくしてしまいます。
失敗しても「あ~!」と低い声で言わずに、「出てしまったね~」と優しく声をかけてあげてください。
大人に置き換えて考えて見てください。
何度も同じ失敗をした時に、他の人(上司や夫、姑など)から注意され続けたら、もう挑戦しようとは思わないですよね。
責めないで、どんな小さなことでも褒めてあげましょう。
- トイレに行けた
- うんちが出る前に教えることができた、など
④トイレに誘う声かけは?
「トイレに行く時間だよ」「おしっこ出たら、シール貼るよ!」と、命令口調ではなく楽しくなるような声かけをしてあげてください。
どうしてもトイレに行きたくない子には、
- 好きなキャラクターのパンツを数枚用意し、選ばせてあげる
- 紙パンツの場合は、マジックで絵をかいてあげてもいい
幼稚園や保育園で幼児パンツになっている子が多い環境になると、子供自身が焦ったり、かっこいいパンツへの憧れでヤル気になる子もいます。



私の息子の話をしますね。
3歳1ヶ月の息子はスイミングに通いたかったのですが、紙パンツが外れてないと通えないことを知り、ヤル気になりました。それからは、1ヶ月もたたないうちに外れましたよ。
みなさんも焦らずに進めていきましょう。
⑤声かけのタイミングは?


最初は、1日のなかで1~2回程度トイレへ誘ってみましょう。
嫌がらなくなってきたら、生活の区切りにトイレへ行くように声をかけます。
- 起床後
- 朝のお出かけ前・後
- 昼食前・後
- お昼寝前・後
- おやつ前・後
- 夕食前・後
- お風呂前・後
- 就寝前・後
おしっこが出る・出ないかかわらず便器に座ることを教えてあげてください。
初めは出なくて当たり前。
そのうちタイミングが合うと出るようになり、出た時には大げさなくらい褒めてあげてくださいね。
そして、今までは水を流すことを許されてなかったけど、出た時だけ流してもいい、ということを知らせてあげてください。
「おしっこバイバ~イ!」と嬉しそうに手を振ってかわいいですよ。



特別感があるので、それを楽しみにおしっこに興味を持つ子もいます。
⑥ごほうびを用意する




お子さんが好きなことで、目に見えるものでごほうびを考えてあげてください。
おしっこが成功したらシールを貼る
↓
10枚たまるとゴールなど、一緒に決める
シールを貼るだけで満足できたらいいのですが、できないようならごほうびを用意してあげてください。(100均で1つ好きな物を買えるorお菓子を買えるなど)



イヤイヤ期のお子さんは、ゴールしたらどうしたいかを自分で決めさせてあげると、ヤル気になりますよ。
トレーニングパンツいつから?


トレーニングパンツを始めるサインとしては、
- おしっこの間隔が1時間程度空くようになった
- トイレやおむつ、パンツなどに関心を示すようになった
- 言葉や身振りで「おしっこをしたい」「おしっこ出た」などの意思表示ができるようになった
「おしっこの間隔が2~3時間」と説明されていることが多いのですが、保育園では1時間程空くようになったら始めています。
お家で1時間おきに声をかけるのは大変かもしれませんが、3歳以上になっている場合はやってみることをおすすめします。濡れて気持ち悪い、という感覚を感じないと、なかなか進まないのも現状です。
トレーニングパンツどんなのを買えばいい?
まずは、6層のトレーニングパンツをおすすめします。3歳になるとおしっこの量が増えてくるので、6層でないと床までビショビショになってしまうことが多くあるからです。
3歳になっているお子さんには、購入時に自分でパンツを選ばせてあげるのもいいですよ。ヤル気がアップします。



保育園ではトレーニングパンツのことを「お兄ちゃんパンツ」「お姉ちゃんパンツ」と言って、誇らしげに履いていますよ。
トレパンマンは、紙パンツですが濡れた感じがわかるようになっているので、床や服まで汚してしまうこともありません。まずは、こちらから始めて見てもいいと思います。
トイレで成功することが増えてきたら、幼児用パンツ+パッドにするのがおすすめです。
夜のパンツはいつから?
夜のパンツは、朝起きた時に紙パンツに出ていないことが増えてからにしましょう。
そして、念のため防水シーツを使うと安心です。



忙しい朝に布団シーツを洗うのって大変なので、私も使ってましたよ。
3歳半トイレ進まない!行き詰ったら?


発達の早い子、遅い子がいるので、焦ってしまう気持ちもわかりますが、いつかは外れます。小学校へ入学する前には、みんな外れていますよね。だから、大丈夫。
トイレトレーニングに行き詰ってしまった時は、思い切って中断してもいいんですよ。
しばらくしてから始めると、うまくいくこともあります。ママが焦ると、子どもに伝わってしまうこともあるので、気にせず、そのうちできると思ってやっていきましょう。
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