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”木育”という言葉を知っていますか?
木を子どもの頃から身近に使っていくことで、人と、森や木との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いが「木育(もくいく)」という言葉に込められています。
北海道から始まった木育の試みは、今や日本全国へ広がっています。
木のおもちゃは自然素材をそのまま生かし、保温性や断熱性にも優れており、特有の香りがリラックスさせ、集中力を高めると言われていいるため、お子さんに使わせたいおもちゃの上位に常に入っています。
この記事では、木のおもちゃの知育効果と、年齢ごとのおすすめを保育士歴26年の私が紹介しています。
木のおもちゃ知育効果3つ

木育を通して豊かな心が育まれます。
「木育(もくいく)」とは、2004年に北海道庁が主導でスタートした「木育プロジェクト」によって提言された教育概念で、幼少期から木や森林と触れ合い親しみを感じることで、豊かな心を育てる目的で始まりました。
林野庁
ここからは、木のおもちゃの知育効果を解説していきます。
木のおもちゃ知育効果①
木ならではの温かみは、内部にある無数の穴が断熱材としての役割を果たしているため。
木のおもちゃの温かさは小さな子どもにとって心地良く、長く遊び続けることができます。
木のおもちゃ知育効果②
耐久性が高く、壊れにくいのが特徴。
シンプルな形状を活かしたおもちゃが多いので、子どもたちが自由に遊ぶことで創造力が育まれます。
木のおもちゃ知育効果③
大人と違い、まだ五感が発達していない赤ちゃんは、舐めることにより「どんな柔らかさかな?」「どんな形かな?」と確かめています。
形や味などを知り、目と手の協調運動を学んでいるとも言われているんですよ。
>>詳しくは、舐めても安心なおもちゃを選べてますか?で解説しています。
そんな赤ちゃんが遊ぶおもちゃは、安全な物かどうかの確認が必要。
木のおもちゃでもこのマークがついているなら、塗料も含めて安全性が高いので、より安心です。

STマーク
日本玩具協会が定めた基準を満たしたおもちゃに与えられる安全の印

CEマーク
すべてのEU加盟国の基準を満たす商品に付けられるマーク
年齢別おすすめ木のおもちゃ
年齢別におすすめの木のおもちゃを紹介します。
0歳おすすめ木のおもちゃ
赤ちゃんの頃から木のぬくもりを感じられるおもちゃって、いいですよね。

このおもちゃは赤ちゃんの小さな手でも握りやすくておすすめ。

でもまだ寝返りしない赤ちゃんが、あおむけの状態で持つとちょっと危険。
顔に落ちたら、ケガをしてしまいます。
腹ばいで遊べるようになったら、利用してくださいね。
ちなみに、あおむけ状態の赤ちゃんには、布製のにぎにぎがいいですよ。


1歳おすすめ木のおもちゃ





叩くことが楽しくなる時期。食事中に机を叩いたりしますよね。
「叩いていいのは、この太鼓だよ」と教えてあげてください。





まだうまく歩けない赤ちゃんには、このようなしっかりとした重みのある手押し車がいいですよ。
軽すぎると、まだうまく歩けないので、前が浮いてしまうことがあり危険です。
この時期は、歩行器、手押し車のどっちを買おうかな?と思っている方が多いと思います。
>>歩行器、手押し車どっちがいい?で解説していますので、読んでください。
2歳おすすめ木のおもちゃ


2歳頃から、ピックアップパズルを上手につまめるようになってきます。
こちらができるようになってきたら、ジグソーパズルに変更してくださいね。
木のおもちゃではないですが、紹介しておきます。
くもんのジグソーパズルは、9ピースから20ピースまでレベルアップしていけるので、おすすめですよ。


こちらの積木は箱に片づけられるようになっているので、使いやすいですよ。



イヤイヤ期真っ最中の2歳でも、集中して遊べると思いますよ。
自分で何でもやりたがるので、時間に余裕をもって対応してあげてくださいね。
>>詳しくは、2歳イヤイヤ期おもちゃ&イヤイヤ対処法を読んでください。
3歳おすすめ木のおもちゃ




盲目のピアニスト辻井伸行さんが、幼い頃に初めてプレゼントされたピアノです。
楽器に興味を持つ時期ですので、お子さんへのプレゼントにどうでしょうか?
4歳おすすめ木のおもちゃ





集中力が養われるので、お子さんが集中しているときには、声をかけないでくださいね。


お箸や数に興味が出てくる時期。
遊びながら数の概念を理解できるようになると、いいですよね。
5歳おすすめ木のおもちゃ
保育園で定番のおもちゃ、カプラ。
大きなお城を作ったり、町を作ったり、ドミノのようにする子もいます。



壊さないように友達と協力して作っていますよ。
小学校入学に向けて、たし算・ひき算が学べます。
少しでも理解していると、勉強に対して苦手意識がなくなりますよ。



藤井聡太さんが、小さい頃に遊んでいた木のおもちゃは、何ですか?
このような質問をいただきましたので、紹介します。
自分の子供も藤井聡太さんのようになってくれたらな、と思いますよね。
藤井壮太さんが幼少期に使っていた木のおもちゃを紹介


引用:木のおもちゃカルテット
藤井聡太さんの祖母が、3歳の頃にキュボロを購入した知育玩具店「カルテット」。日本知育玩具協会・理事長 藤田さんのお店でもあります。
藤井聡太さんはこのキュボロにはまり、なんと3箱も買ってもらい複雑な道を作って遊んでいたようです。





藤井壮太さんが幼少期に木のおもちゃで遊んでいたとわかると、わが子も遊ばせたいと思いますよね。
でも、木のおもちゃはけっこう高価だし、キュボロは特に高いですよね。3万円以上とは驚きです。
木のおもちゃ、どこで買うのがお得?


木のおもちゃがいいのはわかったけど、やっぱり高いんですよね。
そんな時、みなさんはどんな方法で購入していますか?
メルカリで購入する
中古になってしまいますが、少し安くで購入できます。
でもメルカリは、部品がなかったり、少し壊れてたりすることもあるので、あまりおすすめはしていません。
メルカリで販売されている物は、個人で保管していたので清潔かどうかが、少し気になりますね。
では次に考えるのは?



まだ知らない方が多いと思いますが、おもちゃのサブスクというサービスがあります。
おもちゃのサブスクを利用してみる


おもちゃのサブスクは、月額料金を支払うと、自宅におもちゃが送られてくるサービス。



もちろん木製のおもちゃの取り扱いもあり、リクエストもできるので、自分で買うよりだんぜんお得なんです。
>>詳しくは、【保育士26年が解説】おもちゃのサブスクおすすめをご覧ください。
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